8歳の長男を白血病で喪って肉親の死を体験し、医者と患者の立場の違い、患者が医者に求めるもの、愛児を喪って初めて知った患者と家族の苦しみ…。
- 1.こんなに悲しい別れが
- 2.犬のいる診察室
- 3.父のこと,母のこと
- 4.剛士の入院・寛解・再入院
- 5.迫り来る死の影
- 6.祈り、懺悔、そして救い
- 7.天の剛士に守られて
- 8.新しい生きがいと生きる力
- 著者「丹羽靱負(耕三)」医学博士プロフィール
- 昭和37年、京都大学医学部卒業。医学博士。
丹羽免疫研究所所長。土佐清水病院院長。
活性酵素とその防御酵素であるSODの研究の臨床家として、この分野の研究の世界的権威。
ベーチェット病やリウマチ、アトピー性皮膚炎や数多くの癌の治療に自然の植物・穀物に独自に開発した特殊な加工法を施すことで、
抗癌剤と異なり副作用のない天然の治療薬の製造に成功。大きな治療効果を上げている。
草思社